青年・社会人之部

【エピソード:健全な身体に健全な心が宿る】

K君は小学生の頃から空手を習っていました。
喘息持ちのK君に、お母さんが「丈夫な身体になって欲しい」と願ってのことです。

中学生になったK君は空手の練習中に息が続かなくなることがあり、練習を中断することが度々ありました。そんなK君を見ていた先輩は言いました。

「K君、君ならきっと出来るから、辛くても自分を信じてやってみなさい。」と。

K君は頑張りました。一生懸命頑張りました。そして、ついには喘息に打ち勝ち、先輩たちに負けじと練習を最後まで続けられるようになりました。

そんなK君は、今は某有名大学を卒業し、社会人となっても空手の後輩たちと一緒に稽古に励んでおります。


【エピソード:拳ダコVS怖いお兄さん!】

むかし、むかし…あるところに空手の教室に通う暴れん坊の青年がおりました。

ある日の夜、その青年は怖いお兄さんがたくさんいる事務所に連れて行かれてしまいました。
その青年のお母さんが急いで空手の先生に電話で助けを求めました。

「先生!助けて下さい!」


そこで空手の先生はその青年を助けに怖いお兄さん方の事務所まで助けに行って、その青年を無事助け出して帰りましたとさ!

おしまい
(注)Q:拳ダコとは?A:突きの猛稽古のため皮膚が固くなって出来るタコのこと


【親思う心に勝る親心】

N君は中学校の時は不登校で、高校も中退してしまいました。
そのN君の叔父さんから、「先生、N君はお母さんを殴るんですよ…。どうしたらいいでしょうか。」
そこで、空手の先生はN君と強いKさんに、空手の組み手をやらせました。

N君はKさんの蹴りとパンチを思い切り受けて、一本取られてしまいました。
先生がN君に問いました。

「どうでしたか?」

N君は答えました。

「ごめんなさい。人を殴ってはいけないということが、よく分かりました。」




こちらの写真は演武会で演武を披露された師範です。